米共通役務庁、「大統領退去後に、ホワイトハウスを全面的に消毒」

12月 12, 2020 19:45 Asia/Tokyo

米共通役務庁は、トランプ大統領と同チームの退陣後、ホワイトハウスのすべての場所や部分を清掃・消毒することを計画しています。

政治に特化した米国のニュースメディア・ポリティコによりますと、公共事業促進局は、バイデン次期大統領がホワイトハウスに入る前に、トランプ現大統領のチームが触れたであろうすべての部分を「徹底的に清掃・消毒する」と発表しました。

この報道によりますと、ホワイトハウスの消毒には家具、ドアノブ、手すり、照明用スイッチ、コンセントなどが含まれ、民間の請負業者が消毒薬の噴霧器を使用して、新型コロナナウイルス感染の最も主だった経路となっている全ての飛沫の除去作業を行います。

新型コロナウイルスは、ウイルス感染者が咳、くしゃみ、さらには呼吸や会話をすることによって体外に出た飛沫とともに空気中に拡散します。またこのウイルスは、すでにこのウイルスに汚染された物の表面に触れることでも感染します。このウイルスは、数時間、時には数日間もその場所で生き続けます。

これまでに、少なくとも40人の米国大統領チームメンバーが新型コロナウイルスに感染しています。

10月初旬には、トランプ大統領夫妻が新型コロナウイルスに感染したと診断されました。トランプ大統領はウォルター・リード米軍医療センターに入院し、そこで数日間治療を受けました。

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