米上院議員が、成果のなかった米の好戦主義を批判
(last modified Tue, 29 Dec 2020 10:25:09 GMT )
12月 29, 2020 19:25 Asia/Tokyo
  • アメリカ民主党上院議員のバーニー・サンダース氏
    アメリカ民主党上院議員のバーニー・サンダース氏

アメリカ民主党上院議員のバーニー・サンダース氏が、「トランプ米大統領によるコロナ関連の金融支援法案の可決は遅かった」として批判するとともに、「アメリカにはもはや、終りなき戦争に6兆ドルも出費する必要はない」と語りました。

イルナー通信によりますと、サンダース上院議員は29日火曜、ツイッター上のメッセージで、「アメリカの上位1%に君臨する大企業には、1兆ドルもの法人税の減税は必要なく、またアメリカ自身も終りのない戦争に6兆ドルもの戦費をつぎ込む必要はない」と述べています。

サンダース議員のツイートには、「いわゆる大富豪階級の納税額が、アメリカ国民全体の90%が支払う税額より少ない、という事態であってはならない。しかしこうした中、アメリカの労働者階級は自らの生活のために2000ドルの収入を必要としている」と書かれています。

サンダース議員はまた、「トランプ現大統領は、上院でマコネル氏および自らの共和党の仲間と協力し、労働者階級向けの2,000ドルの救済支援案を可決させる必要がある」としました。

トランプ氏は以前、新型コロナウイルス禍の中でのアメリカ人家庭への支援を目的とした、9000億ドル相当の救済支援案の可決を渋っていました。

最終的に、トランプ大統領はこの件に関しては折り合ったものの、議会に対し先の大統領選での不正行為の調査を要求しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

タグ