4月 27, 2016 21:04 Asia/Tokyo
  • 中国がアメリカの挑発行為を非難

中国国防省が、南シナ海のスカボロー礁上空のアメリカの戦闘機の飛行を挑発行為だとし、それを非難しました。

中国・新華社通信によりますと、中国の国防省は、声明を発表し、「中国政府はこのアメリカの行動に強く反対する。なぜなら、この飛行は南シナ海における各国の主権や国家安全保障を脅かすものであり、地域の平和と安定を危険にさらすものだからだ」と述べました。

この声明ではまた、「スカボロー礁は中国の切り離すことのできない領土であり、中国軍は主権と国家安全保障を維持するために必要な措置を講じる」とされています。

フィリピンも、この島は、フィリピンに属するとして、領有権を主張しています。

こうした中、フィリピンの情報筋は、「中国政府は2012年からこの島を管理し、フィリピンの漁師が近づくのさえも妨げている」としています。

26日火曜、香港の新聞は、「中国は今年、この島に駐屯所を建設し、南シナ海での存在を強化しようとしている」と伝えました。

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