米NYの地下鉄が、ホームレスにすげない扱い
2月 08, 2021 18:59 Asia/Tokyo
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NYの地下鉄でのホームレス
アメリカ・ニューヨークの地下鉄が、駅構内でのホームレスの寝泊りを阻止するため、構内にあったベンチを全て撤去しました。
ファールス通信によりますと、ニューヨーク地下鉄の公式アカウントは、「駅構内にあった椅子・ベンチが全部撤去されているが、これらの椅子は駅側にとってそれほど高額の費用がかかるものだったのか」とする一米市民からのツイートに回答し、「ホームレスがベンチの上で寝ないよう、これらを全て撤去した」と表明しています。
アメリカでのホームレスの問題がメディアで取り沙汰されるのは、今回が初めてではなく、これ以前の米国国立ホームレス教育・学習センターの発表では、130万人以上の米国の就学年齢の児童がホームレスであると報告されています。
上院のサンダース上院議員も先日、コロナ禍によって4000万人のアメリカ人がホームレスになろうとしていると警告しています。
最近、ニューヨークでのホームレス危機に関して、ある西側メディアは報告の中で、市内の2つの主要な駅を取材し、これら2つの駅で寝泊まり・休憩のための場所を見つけようとしているホームレスの衝撃的な画像を撮影、公開しました。
また、米シカゴ大学はこれに先立ち、昨年の下半期に800万人のアメリカ人が貧困に陥った、と報告しています。
シカゴ大学、米ノートルダム大学、中国・新疆大学の研究者による以前の調査によりますと、米国の貧困率は昨年11月の時点で7.11%上昇し、1960年以降で最高の年間伸び率を記録しています。
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