米テキサス州で深刻な大気汚染
(last modified Tue, 23 Feb 2021 10:21:11 GMT )
2月 23, 2021 19:21 Asia/Tokyo
  • 米テキサス州で深刻な大気汚染
    米テキサス州で深刻な大気汚染

米テキサス州で、州内の5つの精錬所が寒波により凍結が発生する中で有毒ガス焼却処理を行ったことで、深刻な大気汚染が起きています。

イルナー通信が22日月曜、報じたところによりますと、アメリカに本部を置く自然保護団体シエラクラブ(Sierra Club)のナショナル・クリーンエア・チーム長であるジェーン・ウイリアムズ氏は、「北極から来る寒波と凍結により複数の精錬所や石油化学物質を扱う工場が閉鎖されたことで、発電施設に問題が生じている」と述べました。

この報道では、この問題は、石油化学工場や精錬所が自身の施設に被害が及ぶことを防ごうと有毒ガス焼却処理の措置を取る原因となり、それによってテキサス州に深刻な大気汚染が起きたと伝えています。

発生する有害物質には、ベンゼン、一酸化炭素、硫化水素、二酸化硫黄が含まれています。

アメリカの複数の州で飲料水をめぐる悪状況や大気汚染が起きている状況に際し、バイデン米大統領は、テキサス、ルイジアナ、オクラホマの各州に緊急事態宣言を発しました。さらに政府は、寒さによる停電や断水にあえぐテキサス州への大規模災害宣言発令を決めています。

 

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