IMFが、コロナ大流行による途上国での発展の遅れについて警告
2月 25, 2021 20:28 Asia/Tokyo
IMF・国際通貨基金のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は、新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)危機により、世界の経済国の多くはより後進することになるだろう、との警告を発しました。
イルナー通信が24日水曜、報じたとろこによりますと、ゲオルギエバ専務理事は今月26日に開催されるG20主要20カ国・地域首脳テレビ会議へのメッセージの中で、「コロナの大流行を原因とした、発展途上国や新興国の市民1人当たりの収入低下により、今後世界の貧困者の数はさらに数百万人増えるだろう、としました。
また、各国の政府に対し、コロナウイルスの制御を確認するためにコロナワクチンの分配を増やすよう求めています。
IMFの予想によれば、ワクチン供給による経済状況の改善への希望が強くなっているにも拘わらず、G20加盟国だけで今年の失業者は2500万人を超えています。
IMFの予測ではまた、今年末までに、発展途上・新興110か国の大半における収入の伸び悩みが先進国よりも増大するとされています。
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