3月 13, 2021 14:44 Asia/Tokyo
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ロシア連邦議会国家院(下院)のヴォロージン・ヴャチェスラフ議長が、「我が国は徐々に米ドル依存から脱却し、多くの国々、特にEEUユーラシア経済連合の力が及ぶ地域との経済・通商関係においては、それぞれの国家通貨を使用している」と述べました。

ヴャチェスラフ議長

 

ロシアのノーボスチ通信によりますと、ヴャチェスラフ議長はこの話を述べる中で、「例として、EEUユーラシア経済連合内では通商取引のおよそ74%がそれぞれの国家通貨で行われている。計画に基づき、中国やトルコとの通商関係での国家通貨使用も拡大される予定である」としました。

そして、「ロシアと外国との経済・通商関係において米ドルやユーロが占める割合は、35%にまで減少している」と指摘しました。

ロシアでは先週も、連邦院(上院)のワレンチナ・マトヴィエンコ議長が、「米ドルは依然として我が国の金融サイクルの中に残っているが、ロシア経済の同通貨への依存度は減少しつつあり、この流れを維持していくべきだ」と述べていました。

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