米でアジア系住民への暴力件数が増加傾向
3月 28, 2021 18:12 Asia/Tokyo
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米でアジア系住民への暴力件数が増加
アメリカでアジア系住民に対する新たな暴力事件がメディアで報じられた一方、統計からは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、アジア系住民への嫌がらせや暴力が著しく増加していることが判明しています。
米NBC系列のテレビ局・KING 5によりますと、アメリカ各地ではアジア系住民に対する暴力が続き、ワシントン州選出のプラミラ・ジャヤパル(Pramila Jayapal)下院議員など一部の当局関係者が、この社会的問題に遺憾の意を示し、「構造的人種主義」に対し国家としてより真剣な対応を取るよう求めました。
アジアン・アメリカン・センターの統計によれば、高齢のアジア系米国人の半数以上が、新型コロナウイルス感染拡大以降、人種主義的感情の被害を受けたことがあるという結果が出ています。
反人種主義活動家らは、この問題の解決の道は、これらの暴力と闘うために必要なものを確保するほかに、何よりもまず、アメリカ社会にこのような問題が存在するという事実を受け入れることだと語っています。
彼らはまた、これらの暴力に関してアジア系住民を支援するために、シアトル市内の公園に集まりデモを開催するよう呼びかけました。
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