アメリカで、空腹に苦しむ子どもが50%増加
4月 01, 2021 17:34 Asia/Tokyo
アメリカでの最新の国勢調査から、同国内で空腹に苦しむ子どもの数が2020年と比較して50%増加していることが判明しました。
アメリカのウェブサイト・Child Hungerによりますと、アメリカでは新型コロナウイルスの流行が始まって以来、飢餓に苦しむ子どもの数が50%増加しています。
このウェブサイトはまた、「飢餓に苦しむ子どもの数の増加は、アメリカにおける著しい階層格差や社会システムの脆弱さを物語っている」と報じました。
この報告ではまた、アメリカ議会内での対立により、コロナウイルスの流行と同時に行われた経済支援にもかかわらず、国内の世帯が必要品を手に入れるには今なお問題が山積しているとされています。
米バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員もツイッター上で、世界で最も裕福な国である米国で、人々が適切な保健医療サービスを受けられていない、と書き込みました。
また、「世界で最も裕福な国で、補聴器を必要としている高齢者の75%が補聴器を持つことがかなわず、65%が歯科医療保険に加入していない。さらに、原価がわずか10ドルの眼鏡フレームを作るのに230ドル以上の値がつけられていることは、道理に合わない」としています。
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