米の老人福祉施設で、コロナ変異種への感染が急増
(last modified Thu, 22 Apr 2021 11:47:41 GMT )
4月 22, 2021 20:47 Asia/Tokyo
  • 米の老人福祉施設で、コロナ変異種への感染
    米の老人福祉施設で、コロナ変異種への感染

アメリカ公衆衛生局の調査によりますと、国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が実施されたにも拘らず、ある老人福祉施設内で変異種への感染数が激増しました。

フランス通信によりますと、米公衆衛生局は、21日水曜公表された報告の中で、米・ケンタッキー州内にある老人福祉施設での今年3月のコロナ感染数が、ワクチン接種実施にもかかわらず、90%以上増加を見せたとしました。

これらの感染は、ワクチン接種を受けていない1人の老人がコロナウイルスの変異種に感染したことから始まり、施設内の老人24人とスタッフ20人の計44人が感染しました。感染した人のうち、老人18人、またスタッフ4人が既にワクチンの2回目の接種を受けていました。

この出来事は、ワクチン接種がこのウイルスの変異種に対抗する手段となっていないことを物語っています。

公表された最新の統計によれば、アメリカではこれまでに3247万5043人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち58万1542人が死亡しています。

 

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