ロシア外務省報道官、「我が国の外交官追放には対抗措置」
4月 24, 2021 14:36 Asia/Tokyo
ロシア外務省のザハロワ報道官が、エストニア、ラトビア、リトアニアの3か国が国内駐在のロシア外交官を追放したことを受け、「我が国は、このバルト3国の措置に対して報復なしでは済まさない」と述べました。
ザハロワ報道官は23日金曜の声明において、「ロシアは、エストニア、ラトビア、リトアニアの3か国のロシア外交官追放措置に反応を見せるだろう」としました。
この3か国は、西側のロシアに対する敵対的立場に同調し、国内から複数のロシア外交官を追放しました。
リトアニアのランズベルギス外相は同日、同国とエストニア、ラトビアが、先日からロシアと外交関係の緊張が高まっているチェコとの連帯を示すために、複数のロシア外交官追放を決定したと述べました。
この数週間、西側諸国は協調措置として、ロシア外交官を自国から追放しています。アメリカは10人、ブルガリアも2人を追放しており、ロシア政府はこれら全てに対抗措置を取っています。
チェコは今月17日、ロシア外交官18人に対して国内から去るよう命令を出し、この外交官らはロシアの特別工作員だと主張しました。
ロシアもこれに対抗し、チェコ外交官20人に対して国外退去を命じました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj