米で200万人が飲料水不足の危機に
(last modified Sat, 24 Apr 2021 06:03:36 GMT )
4月 24, 2021 15:03 Asia/Tokyo

アメリカで、200万人以上が公共水道網を通じた飲料水入手ができなくなっています。

米CBSテレビによりますと、最新のデータは、世界中でおよそ40億人が少なくとも年に1ヵ月は深刻な水不足を経験しているとしています。アメリカでも220万人が、水道水を利用できない生活を送っています。

報道によれば、この先の数年間に飲料水入手状況はより悪化すると予測されています。世界経済フォーラムは、2020年代の終わりまでに、世界の水資源と需要の間に40%の開きが出るだろうと試算しています。

米国内で水資源確保のための支援を行う非営利団体DigDeepのGeorge McGraw代表は、「世界で最も裕福な民主主義国で、200万人以上の人々が最も基本的な欲求を満たすのに困難を抱えていることは、誠に残念である」と述べました。

そして、「米国内でのこの問題の理由は、組織的な人種主義や、黒人やネイティブアメリカンの住む地域での必要な投資の欠如などの、すでに知られた問題である。彼らは、日常に使う水を入手するために奔走しなくてはならない」と続けました。

 

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