最新の米国勢調査;総人口は3億3100万人
(last modified Tue, 27 Apr 2021 17:47:13 GMT )
4月 28, 2021 02:47 Asia/Tokyo
  • 米国人
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米国勢調査局が26日に発表した昨年の国勢調査の結果で、米国の総人口が3億3100万人あまりとなったことが判明しました。

米CNNによりますと、26日月曜に発表された同調査の結果、連邦議会下院ではテキサス州が新たに2議席を獲得することも確定しています。

2010~2020年の人口の伸び率は、最も低かった1930年代をわずかに上回る水準で、米国史上2番目に低い値となりました。

この調査の結果を受け、連邦議会下院では各州の議席配分も決定し、テキサス州が2議席獲得するほか、コロラド、フロリダ、モンタナ、ノースカロライナ、オレゴンの各州が1議席増やすことになります。

一方、カリフォルニア、イリノイ、ミシガン、ニューヨーク、オハイオ、ペンシルベニア、ウェストバージニアの各州は1議席失うことが判明しました。

今回の結果は政治的な力が中西部や北東部の州から南部や西部の州に移りつつある状況を示しており、議席数から各州が連邦政府から受け取る金額の大きさまで、市民生活の幅広い面に影響を及ぼすことになります。

なお、各州での選挙区改正に用いられる細かいデータは9月末までに公表されます。

多くの州では州議会が選挙区の線引きや承認を行うことになっており、州知事にその承認や拒否の権限を与えるところが多い一方で、独立した委員会に線引きを任せるのは少数の州に留まっています。

 

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