4つの国際機関が、ワクチン分配のさらなる平等化を要求
6月 02, 2021 14:27 Asia/Tokyo
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コロナウイルス予防ワクチン
4つの国際機関が、新型コロナウイルス予防ワクチンの分配に更なる平等・公平性を期すよう求めました。
フランス通信によりますと、WHO世界保健機関、WTO世界貿易機関、IMF国際通貨基金、および世界銀行が1日火曜、共同でのある記事において、ワクチン分配に当たってさらなる公平性を期すよう求める一方、「各国首脳は、コロナウイルス根絶への希望がもてるよう、全世界でコロナ予防ワクチンをより公平に分配することを新たに約束する必要がある」と表明しています。
また、これらの4つの国際機関は「現在見られるこうした不平等は、次々に生み出される新型コロナウイルス変異株の蔓延と、発展途上国での感染再拡大につながるだろう」と強調しました。
多くの有識者によりますと、富裕国と貧困国の間でのコロナワクチンの不平等な分配により、世界中で350 万人以上を死に至らせたウイルスの世界的流行がさらに複雑化、長期化しているということです。
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