米政府がイスラエルの核合意反対を無視 「米の立場は不変」
6月 03, 2021 18:50 Asia/Tokyo
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米ホワイトハイスのジェン・サキ報道官
米ホワイトハイスのジェン・サキ報道官は、核合意に反対するシオニスト政権イスラエルの立場を無視する形で、「核合意に対するアメリカの立場は変わっていない」としました。
シオニスト政権のネタニヤフ首相は2日水曜、「対米摩擦の代償を払ってでも、イスラエル政府として、あらゆる合意に対抗する」としました。
イルナー通信によりますと、サキ報道官は2日水曜の記者会見において、ネタニヤフ首相の立場は彼自身の個人的なものであるとし、「アメリカのバイデン大統領は、国民の利益に沿って行動する責務がある」と語りました。
また、「我々の見解は、イランの核兵器の獲得を阻止しうる政治的合意に達することだ」と主張しました。
ネタニヤフ首相は、12年間に渡る政権掌握から離れるまで後数日間を残す中、イランに関する核合意を破壊するためのあらゆる機会を利用しようとしています。
ネタニヤフ首相は、トランプ前米大統領に核合意離脱を促しており、イラン国民に対する米政府の強硬派の政策を強く支持しています。
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