豪州でネズミの大群が刑務所インフラを破壊、受刑者は別の施設へ移管
6月 22, 2021 18:44 Asia/Tokyo
オーストラリア東部の刑務所にネズミの大群が押し寄せ、生活インフラを破壊したことから、受刑者数百人が別の施設への移動を余儀なくされています。
フランス通信が22日火曜、報じたところによりますと、豪ニューサウスウェールズ州のウェリントン矯正センターで同日、大量のネズミが天井に穴を開けて電線をかみ切る、という事態が発生しました。
このため、同センターでは収容人数を縮小して修繕工事を行うことになり、これに伴い今月中に最大で受刑者420人と職員200人が別の施設への移動を余儀なくされています。
オーストラリア東部では豊作によりネズミが大量発生したため、数か月にわたり農作物が食い荒らされるなど、地元住民が大きな被害を受けています。
オーストラリアでは特に、災難が続く農家にとってネズミの大群が新たな悩みの種となっています。
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