米集合住宅崩壊の死者が28人に
7月 06, 2021 17:05 Asia/Tokyo
米フロリダ州マイアミデード郡のコンドミニアム崩壊事故による死亡者数が、28人に達しました。
CNNによりますと、 建物の残存部分は4日日曜夜に解体され、同深夜0時ごろから捜索活動が再開されていました。
郡トップのダニエラ・レビン・カバ氏は以前、捜索再開後に3人の遺体を収容したと発表していました。
しかし、5日月曜夜の記者会見では、がれきの中から28人目の遺体が収容され、残る行方不明者は117人になったことを明らかにしています。また、解体作業は予定通りに完了し、それまで危険で近づけなかった区域の捜索が可能となりました。
地元サーフサイド市のバーケット市長も5日夜、「がれきが崩落する危険性が排除されて重機も必要な区域に入れるようになり、大規模な捜索チームがフル稼働している。加速した捜索活動は、全員が発見されるまで24時間態勢で続く」と述べています。
現場では熱帯暴風雨「エルサ」の接近を前に、捜索チームの安全を確保する必要性や残存部分が崩壊する危険性が指摘されていました。
現場はエルサの予報円から外れたものの、依然として雨などの影響が予想されています。
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