米ボーイング機、新たな問題発覚により引渡し延期へ
7月 14, 2021 15:44 Asia/Tokyo
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ボーイング787型機
FAA米連邦航空局が、未納入のボーイング787型機(愛称;ドリームライナー)100機について、新たな問題発生を理由に飛行許可を出さないことを明らかにしました。
アメリカの経済紙ウォールストリートジャーナルは、「ボーイング社は、製品品質に関する一部の問題発見を理由に、この問題の解消のため、これらの航空機の顧客への納入を3週間延期することを発表した」と報じています。
こうした一方、ボーイング社はこれ以前にも、737MAX型機の大幅な欠陥問題に遭遇していました。
この報道によりますと、FAAは「この問題は、他の国内および国際航空会社が現在利用できる他のボーイング787ドリームライナー型機でも対応される必要がある」と発表しています。
ボーイング社は、FAAによる新たな検査の結果を受けて、787型機の顧客への納入をを3月と5月に延期していました。
これらの報道から、ボーイング737MAXと787ドリームライナーはどちらも航空システムの電子上の問題があることが判明しています。
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