WHOが、世界でのコロナ感染者増加について警告
8月 12, 2021 20:29 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関のテドロス事務局長が、「新型コロナウイルスへの対処方法において目覚しい改革が行われないならば、来年末までに世界における感染者数は3億人を超えるだろう」と警告しました。
ファールス通信によりますと、テドロス事務局長は11日水曜、世界における新型コロナウイルスの様々な変異株への感染増加について言及し、「先週の感染確認数により、世界の感染者累計は、1億人を超えてからわずか半年で2億人を突破した」と述べました。
続けて、「世界の感染数統計は、確認されていない分も含めた実際の感染者数より少ないものだ」と指摘しました。
そして、「より高い感染力を持った様々な変異株が、次々と発見されている。つまり、集団免疫獲得のレベルに達するには、さらに多くの人々がワクチンを接種しなければならないということだ」と説明しました。
米ジョンズホプキンス大学の統計によれば、世界の累計感染者数は少なくとも2億468万8069人に達しており、このうち432万3993人が死亡しています。一方でワクチン接種を受けた人は、少なくとも45億3261万9736人とされています。
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