米議会が、アフガン最新情勢変化に関して調査
8月 18, 2021 17:31 Asia/Tokyo
米議会議員らが、アフガニスタンで起こっている最近の出来事について調査を行うことを発表しました。
ロイター通信によりますと、米国上院外交委員会のロバート・メネンデス委員長は、声明の中で、「アフガンでの最近の出来事は、過去20年間のアメリカ歴代政権の過ちの結果である」としました。
また、「我々は現在、長年に渡る政治や情報分野での失敗による恐ろしい結果を目にしている」と語りました。
伝えられるところでは、米議会の一部共和党議員らも書簡にて、アフガニスタンで発生が予想される出来事への対処に必要な準備を取っていなかったことに関する米国務省の回答を求めている、ということです。
さらに、米国上院情報委員会のマーク・ワーナー委員長も、先日、「アフガンでの出来事および、同国における米による無数の過ちの理由解明について、議会の他の委員会と協力する意向がある」としています。
また、米下院軍事委員会の共和党委員らも17日火曜、バイデン米大統領に宛てた書簡の中で、「貴殿はアフガン撤退や同国に対する自らの政策について計画を立てていたら、現在、この治安上の危機を目撃していなかっただろう」としています。
アメリカとタリバンが和平合意に調印した2020年2月以来、米国とその同盟国の軍隊がアフガン撤退を開始しました。
こうした中、タリバンはこの数週間、アフガニスタン全域に進軍し、今月15日に同国の首都カーブルに入り、ガニ政権は崩壊しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj