９・１１テロ事件へのサウジ関与を示す機密文書の調査に向けた要求が拡大

２００１年９月１１日の同時多発テロ事件へのサウジアラビアの関与の可能性に関する機密文書の調査に向けたアメリカ議議員の要求が高まっています。

ウェブサイト・ザ・ヒルによりますと、アメリカ下院議会の情報委員会は１４日土曜、今期議会が発足した２０１５年以来、現在まで、７２人の議員が９･１１テロ事件へのサウジの関与に関する機密文書の調査を求めていると報じています。

この数は、２０１３年と２０１４年に同じ要求を提示した議会議員らの数のほぼ３倍となっています。

９･１１テロ事件に関して２００３年に公表された報告書では、この事件へのサウジ関与の可能性に関する２８ページは削除されていました。この２８ページはアメリカ国家安全保障局により機密文書とされています。