ローマ法王、「恐怖を引き起こすのはイスラムではなく、ＩＳＩＳだ」

ローマ法王フランシスコが、イスラムは恐怖の原因ではなく、恐怖や不安を引き起こしたのはテロ組織ＩＳＩＳだとしました。

ローマ法王フランシスコは、フランスのカトリック新聞ラ・クロワのインタビューで、「イスラムを恐れる理由は存在しない。むしろ、ＩＳＩＳとイスラムの地位を損なうために起こしている戦争を恐れるべきだ」と語りました。

ローマ法王はまた、暗に西側の人々に対し、アラブ諸国に民主主義を輸出する方法を見直すよう求めました。

さらに、イスラム教徒とキリスト教徒の共存はありえないものではないとし、「私自身も、イスラム教徒とキリスト教徒が共に敬意と愛情をもって共存している国で暮らしている」と語りました。