ペルーで、ガス管の敷設工事現場から2000年前の墓地遺跡が発見
(last modified Sat, 06 Nov 2021 12:07:01 GMT )
11月 06, 2021 21:07 Asia/Tokyo

南米ペルーの首都リマで行われていた、ガス管の敷設工事の現場から古代の墓地遺跡が発見されました。

フランス通信が6日土曜、報じたところによりますと、考古学者のセシリア・カマルゴ氏は今月4日、現場からは約2000年前の埋葬用容器も出土したことを明らかにするとともに、「これまでに大人と子ども合わせて6体の遺骨が見つかった。埋葬のために作られたとみられる焼き物の容器も一緒だった」と述べています。

専門家らによりますと、リマ市内のラビクトリア地区で見つかった遺跡は、リマを流れるチジョン川、リマック川、ルリン川の3河川の渓谷で栄えたとされる文化「ブランコ・ソブレ・ロホ」に関連するものとみられるということです。

なお、この発掘現場からはこれまでに、この文化に関連する遺物が40点ほど見つかっています。

ペルーでは古代遺物がたびたび発見されることから、掘削作業を行う全ての公共事業会社は社内に考古学部門を置いています。

 

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