ペルーで逃げ出した「ハスキー犬」、実はクルペオギツネ
11月 10, 2021 22:08 Asia/Tokyo
ペルーの首都リマで、飼い主から逃げ出した「ハスキー犬」が、9日火曜、動物園に保護されました。しかし、この動物は、ハスキー犬ではなくクルペオギツネであることが判明しました。
AFP通信によりますと、飼い主のマリベル・ソテロさんは動物市場で、シベリアンハスキーだとだまされ、50ソル(約1400円)で娘のためにこの動物を購入、「ルンルン」と名付けていました。
ソテロさんはアメリカン・テレビジョンの取材に対し、「オオカミ犬だと言われた。キツネだとは知らなかった。普通の犬のように普通の餌を食べていたが、成長するにつれ、犬ではないことが分かってきた」と語りました。
ルンルンは生後8カ月で、逃げ出した後、近隣住民が飼っていたアヒルやニワトリ、モルモットなどを襲っていました。地元紙によると、ルンルンは先週末だけでモルモット15匹、ニワトリ6羽を食べたということです。
ルンルンは密売されたとみられています。ペルーでは、野生動物を密売した場合、禁錮3年から5年が科される可能性があります。
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