May 22, 2016 18:15 Asia/Tokyo
  • アメリカ副大統領が、軍における性的逸脱を支持

アメリカのバイデン副大統領が、女性や、性的に逸脱した傾向を持った兵士がアメリカ軍に加わるなどの性的多様性はアメリカ軍をより強力にすると主張しました。

イルナー通信によりますと、バイデン副大統領は21日土曜、ニューヨークのウェストポイント士官学校の卒業式で、性的な問題や、倫理的な逸脱により、一部のアメリカ軍関係者が除隊処分となることは、能力のある人材を失い、アメリカ軍が弱体化する要因になるとしました。

アメリカ軍における、特に部下に対する上官の性的暴行は、アメリカ軍関係者によるスキャンダルの一例となっています。

アメリカ国防総省の2012年の調査では、およそ2万6千人の兵士が、性的暴行の被害にあい、このうち3374人のみが、これに関する報告を伝えている、ということが明らかになりました。

また、この調査では、この性的暴行の被害者の90%が最終的に除隊せざるを得なくなっていることが示されています。

さらに、アメリカ空軍では、女性兵士の5人に1人、男性兵士の15人に1人が、性的暴行の被害を受けたことがあるということです。

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