バイデン米大統領が、ウクライナへの派兵を否定
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バイデン米大統領
バイデン米大統領が8日、ロシアの侵攻からウクライナを守る目的での米軍派遣について、「テーブルにない」として否定的な考えを示しました。
米CNNによりますと、バイデン氏は前日、ロシアのプーチン大統領との電話会談で、侵攻には結果が伴うとの認識を示していました。
バイデン氏が2時間に及んだ米ロ首脳会談について触れるのは今回が初めてとなります。複数の当局者によれば、会談は時に緊張を帯び、7万人規模のロシア軍がウクライナを3方面から包囲する状況について両者が応酬する場面もあったということです。
当局者はさらに、バイデン氏はプーチン氏が侵攻を決めたのかどうか明確に把握できないまま会談を終えたとも明らかにしました。ただ、両者は翌日、紛争回避の試みとして近く新たな外交チャンネルを開く可能性に言及しました。
バイデン氏はホワイトハウスを離れる際に報道陣の取材に応じ、ウクライナ国境に集結するロシア軍が攻撃に踏み切った場合、「彼が見たことがないような」制裁を科すとプーチン氏に警告したことを明らかにしました。
ただ、ウクライナ防衛のための米軍派遣については、「テーブルにない」として否定しました。米国はNATO北大西洋条約機構加盟国に対して条約第5条に基づく道徳的・法的な義務を負っていますが、この義務はウクライナには適用されないとの見方を示しました。
その代わり、侵攻に伴う経済的な結果は甚大なものになるとプーチン氏に明確に告げたということで、「実際にウクライナに侵攻すれば厳しい結果になる」「プーチン氏も史上誰も目にしたことがないような経済的結果が伴う」とはっきり伝えたとしています。
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