米海軍兵士103人が、ワクチン拒否により除隊に
12月 19, 2021 19:11 Asia/Tokyo
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米海軍兵士
米海兵隊が、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒んだとして兵士103人を除隊処分にしたと発表しました。
米CNNによりますと、米軍はワクチン投与を義務づける対策を強化しており、海兵隊が今月16日に公表した最新データでは、接種を受けた現役兵士は95%となっています。また、接種除外の特例申請審査も続いているということです。
米軍全体を見た場合、現役兵士の間で一部あるいは予定回数分の投与を終えたのは97%以上で、空軍は今週の時点で97.5%、海軍は約98%となっています。
空軍は13日、ワクチン投与を拒否した兵士27人を除隊させたと発表しており、海軍も15日、接種を拒絶した場合、除隊処分を開始するとの方針を示していました。
米軍内で、ワクチン未接種の兵士らは約3万5000人とされています。この人数には、多くは宗教的な理由で特例の除外措置を求める数千人が含まれています。
陸軍では15日にワクチン接種の期限日を迎え、一部あるいは所定の回数分を終えた現役兵士は98%に達しました。接種を退けているのは3864人で、来月からは承認あるいは除外措置審査の対象者以外で投与を拒否した兵士の除隊に踏み切る予定だということです。
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