May 27, 2016 18:29 Asia/Tokyo
  • 中国、G7にアジア経済の発展への支援を要請

中国が、G7先進7カ国の首脳に対し、衝突を煽るのではなく、G20・20ヶ国・地域と協力し、アジア経済の発展を支援するよう要請しました。

イルナー通信によりますと、中国の王毅外務大臣は、G7サミットについて、「日本政府は、G7に関係ない問題を追求するのではなく、アジアと世界の経済成長の主要な問題へのG7の注目を促すべきだ」と語りました。

王外相はさらに、「G7とG20は、アジアと世界の経済成長において、互いに緊密な協力を行うことができ、中国はこの協力を歓迎する」としました。

また、南シナ海の対立に触れ、「中国は、この地域に関して明白な立場を取っており、対立に直接関わる地域や近隣の国々と対話を行う」と述べました。

G7は、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本で構成され、世界経済のおよそ半分を占めています。

G7伊勢志摩サミットは、26日と27日に開催されました。

タグ