米研究で、貧困と食糧供給の不均衡が判明
1月 30, 2022 19:55 Asia/Tokyo
アメリカのワシントン大学とスタンフォード大学の研究者らが行った研究で、同国では千数百万人の人々が「食の砂漠」とされる地域で生活していることが分かりました。
IRIB通信によりますと、ワシントン大学とスタンフォード大学によるこの研究では、食料品供給体制の崩壊などの問題を抱える「食の砂漠」地域に住む1900万人の米国民は、格安の食材やファストフードで日々の食事をつないでいるとされています。
同国ではまた、3200万人以上の人々が、最も低価格な食事も手に入れられない貧困ライン以下の状態にあります。
一方、アメリカ成人の73%以上は体重超過もしくは肥満であり、このことは、彼らの多くが高収入であること、また、同国の収入や食糧の分配状況が不均衡であることを物語っています。