世界市場で石油価格が上昇
2月 01, 2022 17:06 Asia/Tokyo
東ヨーロッパの政治情勢を受け、世界市場で石油価格が過去1ヶ月間での最高値を記録しました。
ロイター通信によりますと、ロシアとウクライナの間の緊張の増加、この問題への米および、NATO北大西洋条約機構に加盟する米の同盟国の継続的な干渉、ロシアによる対ウクライナ軍事攻撃の可能性などの原因により、世界市場の原油価格が過去1ヶ月間で最高値を記録しましました。
この報道によりますと、ヨーロッパ産銘柄・北海ブレントの価格は0.08%上昇し、1バレル当たり89ドル26セントで取引され、同銘柄の先物価格も1.03%値上がりし、1バレル91ドル21セントに達しました。
また、アメリカ産軽油WTIウェストテキサス・インターミディエイトはも1.05%増の88ドル15セントで取引されました。
この2種の石油は、この1ヶ月間で17%以上の増加を示しています。
市場の投資家らは、OPEC石油輸出国機構とロシアなどOPEC外の主要産油国で構成される「OPECプラス」が2日水曜の会合で、段階的な原油増産という同組織の政策を維持することを期待しています。
OPECプラスの加盟国は昨年8月以来、産油量を日量40万バレル増やしています。
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