ロシアのウクライナ攻撃を受け、原油価格が100ドルを突破
2月 24, 2022 19:14 Asia/Tokyo
ロシアによるウクライナ東部・ドンバス地域への攻撃開始を受け、国際原油価格が急騰し、1バレル100ドルを突破しました。
ロシアのプーチン大統領は24日木曜未明、ウクライナ東部ドンバス地域を守るための特別軍事作戦の開始を命令しました。
親ロシア派が多数を占めるドンバス地域は、2014年から市民らがウクライナからの独立を宣言し、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国という二つの国を創設しました。
原油価格チャート・Oilprice.comが24日、発表したところによりますと、ウクライナへのロシア軍の攻撃を受け、北海原油代表油種のブレントの3月渡しは3ドル77セント値上がりし、1バレル当たり100ドル61セントに達しました。
この報告ではまた、3月渡しのアメリカ産軽油ウェスト・テキサス・インターミディエイトも、3ドル63セント高い、1バレル95ドル87セントで取引されとしています。
なお、OPEC石油輸出国機構加盟国産の原油の指標であるOPECバスケット価格も3ドル66セント上昇し、1バレル97ドル94セントに達しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。