中国紙、「米高官が、ウクライナの生物研究所の存在を認める」
-
ウクライナでの生物研究所
中国紙・環球時報は、ウクライナに生物研究所が存在することを米高官が認めたと報じました。
同紙はロシア・スプートニク通信の報道を引用し、ロシア国防省が10日木曜、ウクライナの生物研究所がアメリカの予算で、コウモリの新型コロナウイルスの実験を行っていると主張した、と報じました。
ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官はこれについて、「入手した証拠によれば、アメリカは今年ウクライナ国内で、鳥やコウモリ、爬虫類の病原菌を扱い、豚熱、アフリカ炭疽症への感染について研究するつもりだ」と主張しました。
さらに、これらの研究所は、ロシアやウクライナ、その他の国々を行き来する渡り鳥を通じた病原菌の拡散について研究しているといいます。
その上で、「このような研究の目的は、致死率の高い病原菌を秘密裏に拡散することであり、ロシア国防省は近いうちに、研究所職員から入手した書類と調査結果を公表する」と述べました。
スプートニク通信は今月7日、ロシア軍がウクライナ国内で30種の生物兵器原材料を発見したと伝え、同軍放射線・化学・生物防護隊のイーゴリ・クリロフ隊長によれば、これらは生物兵器の製造に使われていた可能性があるということです。
ロシア国防省は、アメリカは2億ドル以上の資金をウクライナの生物研究所に提供している、としています。
アメリカは当初、ウクライナ国内における生物研究所に関する情報を「フェイク」だとして否定していましたが、今月8日、米国務省のヌーランド次官は、米政府の予算で活動する複数の生物研究所がウクライナ国内にあることを認めています。
環球時報は、アメリカの予算によりウクライナやカザフスタン、タジキスタン、キルギス、アルメニア、ジョージアなどの旧ソ連諸国において生物研究所が活動を行っていることに、ロシアは長年にわたって懸念を表明していたと伝えています。

