西側が、ロシア外貨備資産3000億ドルを凍結
-
ロシアのシルアノフ財務相
ロシアのシルアノフ財務相が、「わが国の外貨や金による準備資産約6400億ドル(約74兆7000億円)のうち、約3000億ドルが西側の制裁によって凍結された」としました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、シルアノフ財務相はあるインタビューにおいて、「わが国の外貨や金による準備資産約6400億ドルのうち、約3000億ドルが西側の制裁によって凍結された」と述べました。
この金額は、ロシアの外貨準備高全体の約半分にあたります。
シルアノフ財務相はさらに、「西側は中国へ圧力をかけることで同国とわが国との通商取引を制限し、ロシア政府が中国元で備蓄している準備資産の一部へのアクセスを絶とうとしている」としました。
そして、「ロシアは自国債務の支払いを怠ることはない。それらは、西側が資産凍結を解除するまではロシア・ーブルで支払われることになる」と説明しました。
ロシアがウクライナで特殊軍事作戦を開始したことを受けて、ロシアに対する西側の外交圧力、脅し、制裁は増加し続けています。
イギリスは先日、386人のロシア連邦議会議員を、対ウクライナ戦争への支持および、ウクライナ東部から独立を宣言したドネツク共和国とルガンスク共和国の正式承認を理由に制裁対象としました。
EU欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長も、「欧州は、ロシアが対ウクライナ戦争を終わらせる気配を見せていないため、同国に対し新たな制裁を課す予定だ」と表明しています。
新たな制裁の軸となるのは、ロシアからの鉄・鉄鋼部門基本製品の輸入や、EUからロシアへのあらゆる贅沢品輸出、ロシアのエネルギー部門における新たな投資などの禁止とされています。

