ウクライナ戦争の最新情勢;本日にも停戦協議再開へ
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ロシアとウクライナの交渉
ロシアとウクライナの交渉が「今日中」にトルコのイスタンブールにて行われる見通しです。
ロシア・ウクライナ間交渉はこれまで目ぼしい成果をあげておらず、両者はその結果に悲観的な見方を示していました。
クレバ・ウクライナ外相は27日日曜、「紛争終結を目的とした対ロシア交渉はきわめて困難であるが、ウクライナとして自らの要求を譲るつもりはない」と強調しています。
イルナー通信によりますと、ウクライナの交渉担当者ダビド・アルハミア氏は同日、同国とロシアの次回の協議が28日月曜、トルコにて再開されると発表しました。
また、この協議が28日から30日水曜まで続くだろうとしました。
一方、ラブロフ・ロシア外相は「交渉はこれまで継続され、現在も続いている。一連のビデオ会議後、文字通り、今日または明日、イスタンブールで対面で再開される」と語りました。
ラブロフ外相は、ロシアとウクライナの両大統領の会談は、ロシア政府にとって重要なすべての問題で結末が明らかになり次第、必要になると強調しています。
また、「現在、ウクライナの状況は危機的であり、ウクライナ内での紛争は、この数年来ずっと問題が拡大し、課題が山積している。そのため、単に会合を持ち、互いににどう思っているかについて意見交換することは、今では逆効果となる」と指摘しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの和解の一環として中立国を宣言する用意があると発表し、第三国による合意の保証を求めました。
ウクライナ議会はまた声明の中で、今月24日までに出ている査定によれば、ウクライナのインフラへの被害は630億ドルに及んでいると発表しました。
さらに、ウクライナのインフラ再建のための費用を、凍結されたロシアの資産から捻出するよう要求しています。
ウクライナ軍の根強い抵抗の中、同国の首都キエフでロシア軍は進軍を継続しており、キエフにかなり接近しています。
ウクライナ副首相は、同国チェルノブイリ原子力発電所周辺での「無責任」で危険な行動をとったとして、ロシア軍を非難しました。
3月4日、ロシア軍はウクライナのザポリージャ原発を砲撃して占領しました。
これにより、同原発内で火災が発生し、ヨーロッパで核の大惨事が発生する可能性について警鐘が鳴らされた形となっています。
なお、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ロシアがウクライナで生物・化学兵器を使用した場合、西側は「劇的な措置」をもって対応するとし、この措置については現在協議中であることを明らかにしました。
さらに、ARDドイツ公共放送連盟のインタビューに対し「生物・化学兵器は使用されないはずだ。したがって、この問題については非常に明確だ。私はロシアのウラジミール・プーチン大統領との会談で、これについて絶えず協議した」と語りました。

