ウクライナ危機最新情勢;米、「戦争終結までは長い時間がかかる」
ロン・クレイン大統領首席補佐官が、「ウクライナでの戦争終結までは長い時間がかかる」と主張しました。
同氏は現地時間3日日曜、ABCニュースとのインタビューで、「これまでウクライナが一部の戦闘で勝利していたとしても、この戦争の終結までには長い時間がかかる」と主張しました。
続けて、「ロシアのプーチン大統領が自国軍をウクライナ北部から撤退させて東部に移し、そこで戦闘を展開するつもりであることを示す証拠が多くある」としました。
同氏のこの発言の一方、CNNはアメリカ高官らの話として、「プーチン大統領は、対ナチス・ドイツ戦勝記念日の5月9日をウクライナでの勝利の日にしようと狙いを定めている」と伝えました。
これらの情報筋は、ロシアがウクライナにおける戦略を変更し、5月初旬までドンバスを含む東部の掌握に集中するとしています。
ウクライナでの戦争が2月24日に始まったことにより、西側諸国は同国へ大量に武器を供与しています。中でも最大の供給元となっているのはアメリカです。
これに関して英紙デイリーメールは、同国のジョンソン首相が内閣に対し、ウクライナ海軍に武器を装備させることで、黒海全域へのロシアの陸海攻撃を防ぐ意向を述べたと伝えています。
今回の攻撃が始まる以前にもイギリスは、ミサイルを含む NLAW軽量対戦車兵器をウクライナへ送っています。
アメリカ国務省のプライス報道官も、「我が国はまもなく、ロシアに対し新たな制裁を行使する予定だ」としました。
同報道官は3日、MSNBCとのインタビューにおいて、「米政府は、プーチン大統領や、彼に見方するロシアの富豪、ウクライナ戦争を支援する彼に近い者たちへ、圧力をかけ続けるだろう」と述べてました。
しかし、ウクライナとの停戦交渉でロシア側の交渉官を務めるメジンスキー大統領補佐官は、「ウクライナ側は、自国の中立と非核化に関する問題に対して現実的なアプローチを取っている」と述べています。

