ロシア、日本の制裁に対する報復を検討
4月 07, 2022 10:11 Asia/Tokyo
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ロシア外務省のザハロワ報道官
ロシアが、同国に対する日本の制裁への報復を検討しています。
共同通信が7日木曜、報じたところによりますと、ロシア外務省のザハロワ報道官は6日水曜、定例記者会見し、日本の反ロ的行動には対抗措置を取るとし、内容を検討していると述べました。
この表明は、ウクライナでのロシアの特殊軍事作戦を理由にした日本の対ロ制裁への報復を指しているとみられていますが、具体的内容には触れていません。
ザハロワ報道官は、日本の現政権が「前任者らが長年かかって築いてきた両国間の協力関係を破壊している」とも述べ、ロシアの特殊軍事作戦を批判する岸田政権の対応に強い不満を表明しています。
ロシア外務省は先月、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表しており、日ロ関係の一層の冷却化は不可避と見られています。
また、日本の報道各社がロシア・タス通信の報道として伝えたところによりますと、ロシアのプーチン大統領は今月4日、対露制裁を発動した「非友好国」への報復措置の一環として、「非友好的な活動をする外国人」の入国を制限するよう外務省など政府機関に指示する大統領令を発令しました。
なお、日本もロシアにとっての「非友好国」に指定されていますが、この大統領令では、非友好的な活動の定義や適用対象が不明確で、恣意的に使われる恐れがあります。
今回の大統領令ではこのほか、ノルウェーやデンマークなど一部の欧州諸国に関し、政府関係者や報道関係者らの査証(ビザ)発給手続きの簡素化の取りやめも命じられています。
ロシアは日本との間でも発給手続きの簡素化を導入していますが、今回の対象には含まれていません。
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