ウクライナ兵が、マリウポリでの民間人殺害を自供
4月 10, 2022 18:31 Asia/Tokyo
ロシアメディアが、ウクライナ軍兵士が同国東部マリウポリでの民間人殺害を自供したことを報じました。
ロシアのニュース局・ロシアトゥデイによりますと、捕虜となったウクライナ軍兵士らは、マリウポリで残忍極まりない行動の限りをつくす中、自分たちと同行することを拒否したりナショナリストが求めたパスワードを知らなかったという理由で、女性を含む民間人を殺害したと自供しました。
この報道は、捕虜の話を引用し、「武装団の1人は、自分とともに別の部屋へ行くことを拒否した1人の女性を殺害した。彼は、その女性の死体を放り込んだ穴も示して見せた」と伝えました。
この捕虜は、「私は女に、『わずらわせないで、別の場所に行こう。でなければ銃で楽にしてやる』と言った。女は私の話に耳をかさず、私はそのこめかみを銃で撃った。少し怖かったが、人がどうやって死んでいくかを見るのは興味深かった」と語ったということです。
マリウポリの住民の1人は、「彼らは、砲弾兵を居住地の建物に配備していた。また、様々な住居や場所に向かって銃撃した。先月20日には(ナショナリストの軍事組織)アゾフ連隊が、戦車から民家を銃撃し始めた。人々は逃げ出そうとし、家は火に包まれた」と話しています。
また続けて、「ウクライナ軍はそのまま地下に潜った。彼らは人々を銃撃するか、地雷を仕掛けた通りの方へ追いやって爆死させていた。彼らはさらに、子どもたちが避難していた劇場のホールを、それを知りながら爆破した」としました。
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