ロシア国連次席大使、「国際調査団の結成はまだ議題になっていない」
ロシアのドミトリー・ポリャンスキー国連次席大使が、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで起こった挑発行為に関する国際調査団の結成はまだ議題になっていない、としました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ポリャンスキー次席大使は露イズベスチヤ紙のインタビューに対し、「ブチャでの出来事を調査するための国連の国際調査団の結成については耳にしていない」と述べています。
また、「この問題は実際にはまだ検討されておらず、これで解決策が見つかるとは思えない。明確な権限がなければ、国連はこれを行うことができない。多くの国が、この事件は原則として調査されるべきだという意見を表明したが、誰がどのようにこれを行うべきか明確ではない。基本的に、我々は西側諸国とウクライナが実施する『独立した』調査を信用していない」としました。
さらに、「これらのようなものを扱う国際組織は近頃、西洋人の強い影響を受けており、その結論も公平とは言い難い」と主張しました。
ウクライナ政権と報道各社は、キエフ近郊ブチャの町で撮影されたとされる、道路に死体が横たわる映像を公開しました。
ところがネットユーザーからは、こうした動画の内容に見られる不審な点が指摘が多数挙げられており、ウクライナ治安維持部隊や国土防衛隊による殺害の疑いがあるとして、ウクライナのロシアに対する非難の信憑性に疑問が呈されています。
ロシア国防省は今月3日、ウクライナ・キエフ州ブチャにおける民間人殺害について、ウクライナ側による非難を否定した。
その理由として、ロシア国防省は、ロシア軍は3月30日に完全にブチャから撤退しており、「犯罪を証明するもの」は、ウクライナ安全保障当局職員が同市に到着してから4日後になってようやく表に出たとしている。
さらに、先月31日のブチャ市のフェドルク市長がビデオメッセージの中で市内にロシア兵はいないと発言したこと、さらに市街における一般市民に対する銃撃についてまったく言及されていないことを強調しています。

