WTO、「ウクライナ戦争が、世界経済にマイナスの影響をもたらす」
(last modified Tue, 12 Apr 2022 09:28:49 GMT )
4月 12, 2022 18:28 Asia/Tokyo

WTO世界貿易機関は、「ロシアによるウクライナ攻撃は、大規模な人道危機を生み出したほか、世界経済にも甚大な打撃を与えている」としました。

イルナー通信によりますと、WTOは11日月曜、ロシアの対ウクライナ戦争は、今年の世界貿易の成長率を50%低下させ、また世界のGDP国内総生産の伸び率をも低下させる可能性があると予測しています。

スイス・ジュネーブに本拠を置くWTOは、ロシアやウクライナが世界の生産や貿易に占める割合は比較的小さいが、この2ヶ国は世界における特に食料やエネルギーの重要な供給国である、としています。

WTOは経済のシミュレーションを使って、ウクライナ・ロシア間の戦争により、2022年の世界GDPの成長率は、0.7%から1.3%縮小し、3.1%~3.7%に達する可能性があるとの予測をしています。

 


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