ブラジルのラマザーン月の習慣
4月 14, 2022 04:23 Asia/Tokyo
ブラジルのラマザーン月には、イスラム教徒らによる様々な文化活動が行われ、同国出身あるいは海外にルーツのあるイスラム教徒の間には友愛の雰囲気が満ちています。
国際通信イランプレスによりますと、日没後のアザーンが鳴ると、イスラム教徒らはナツメヤシやスープを口にし、一日の断食を解きます。
レバノン系のイスラム教徒らは、ブラジル本国出身のイスラム教徒からシリア系、イラク系、イラン系などをラマザーン月に招待します。
ブラジル出身のイスラム教徒らは、その他のイスラム教徒とよい関係を築いており、モスクなどでお互いに言葉を交わし、ラマザーン月の夜は連日お互いに集まって過ごします。
ブラジルには多くのイスラム教徒が住んでおり、同国で特別の敬意を受けています。国内にはイスラム教徒がラマザーン月中に必要とする食材を売る店があり、この月には特別な割引もします。
ラマザーン月はブラジルのイスラム教徒にとって特別な重要性があり、この月を、少しでも多く神に祈ることで自らの心を入れ替える機会と認識しています。