ウクライナ戦争最新情勢;ロシアがマリウポリのウクライナ軍に降伏迫る
ロシア国防省が声明において、ウクライナ南東部のマリウポリにいる同国兵士に対し、武装を捨てて降伏するよう求めました。
この数週間、戦闘が激化している港湾都市マリウポリは、今年2月24日に戦争が始まるまではウクライナ工業の中心地でした。
ロシアのタス通信によりますと、同国国防省のコナシェンコフ報道官は、「もしマリウポリのウクライナ兵が武器を捨てるならば、その安全が保証されるだろう」と述べました。
続けて、「これまでに1464人のウクライナ兵がマリウポリでロシア軍に投降している」としました。
ロシア国防省は16日土曜の声明において、「ロシア軍は、マリウポリの全地区からウクライナ兵を駆逐することに成功し、ある製鉄所にたてこもる一部のウクライナ兵を残すのみとなった」と発表しています。
コナシェンコフ報道官はまた、「ロシア軍は、ウクライナ南部のオデッサ港近くで、ウクライナの貨物航空機1機を撃墜した。この航空機には、西側がウクライナへ輸送した大量の武器が積まれていた」と述べました。
プレスTVによりますと、ロシアはこれまでに、首都キエフを含めたウクライナの複数の主要都市を攻撃しています。過去24時間には、同国の西部リビウや北東部ハリコフが攻撃を受けたということです。
一方のウクライナ側は、自国の防空システムが、ロシアの巡航ミサイル数発をポーランド国境付近で撃墜したと主張しています。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領は、マリウポリの人道状況悪化について再度警告し、「マリウポリの陥落は、ロシアとの対話が終わるということだ」としました。
西側諸国が対ロシア制裁を続ける中、イタリアとルーマニアは、全てのロシア船舶に対し自国の港への入港を禁じるとしました。

