アメリカで、麻薬接種による青少年の死亡例が増加
4月 21, 2022 17:53 Asia/Tokyo
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アメリカでの麻薬接種
アメリカの新聞ワシントンポストが、同国内の青少年らの間で麻薬の過剰な服用による死亡例が増加していると報じました。
アメリカでは過去1年間に、麻薬の過剰な服用による死亡者数が、国内での交通事故死での死亡者数をはるかに上回る事態となっています。
ワシントンポスト紙は20日水曜、「2021年1月から6月までの間に、国内で14歳から18歳までの青少年およそ1150人が、麻薬の過剰な服用により命を落としており、これは2020年の統計と比較して20%の増加を示している」と報じました。
これらの人々は、昨年前半中に麻薬の過剰服用が原因で死亡したアメリカ人10万人強のうちのごく一部に過ぎません。
これ以前にも、アメリカで実施されたある調査の結果、同国では15分に1人の割合で麻薬中毒症状のある新生児が出生していることが判明しています。
この調査によりますと、アメリカ政府は2004年から2018年までの期間に麻薬中毒の症状がある新生児の健康状況の改善のため、25億ドル以上を出費しましたが、その一方で症状に改善が見られた新生児はごくわずかとなっています。
麻薬中毒症状のある母親の影響は、何年にもわたりアメリカの子どもの多くに残存しています。
現存する統計によりますと、アメリカ人女性の50%以上がアルコールを、またそのうち約20%が麻薬を服用しているということです。
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