露チェチェン首長、「マリウポリを完全に掌握」
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マリウポリ
ロシア・チェチェン共和国のカディロフ首長が、「ロシア軍は21日木曜、ウクライナ南東部マリウポリを完全に掌握するだろう」と語りました。
ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦にチェチェン部隊を参戦させているカディロフ首長は、「ロシア軍は、包囲されているマリウポリ市内にある最後の抵抗軍の主要な拠点を占領するだろう」と述べています。
この主張に関して、ウクライナ国防省はまだ見解を表明していません。
ロシアがマリウポリ市内のほぼ全域からウクライナ軍を駆逐したと発表してから数日後に、あるヨーロッパの政府関係者は匿名で、「今後数日以内にマリウポリが陥落する可能性がある」としました。
グテーレス国連事務総長は20日水曜、プーチン・ロシア大統領およびゼレンスキー・ウクライナ大統領と、両国の首都にて会談したい、としています。
また、キリスト正教徒の復活祭に合わせた4日間の休戦を要求しました。
今年2月24日にロシア・ウクライナ間で戦争が勃発して以来、これまでに両国の代表団の間で、様々なレベルで数回にわたり交渉が行われましたが、包括的な停戦には結びついていません。
チャブシオール・トルコ外相は20日水曜夜、あるテレビ番組で、「NATO北大西洋条約機構の加盟国の一部は、ウクライナ戦争の継続を望んでいる。なぜなら、戦争継続によりロシアが弱体化すると考えているからだ」と語りました。
また、G7・先進7カ国の財務相らは共同声明を発表し、ウクライナに対し今年240億ドルの資金援助を行うことを約束しました。
一方で、EUもウクライナに対しさらに15億ユーロ相当分の武器を供与すると表明しています。
先週、ウクライナはG7に対し同国の予算赤字の削減のため500億ドルを拠出するよう求めていました。
そして、アメリカ大統領府のサキ報道官も20日、「アメリカは今後数日以内にウクライナ向けにさらに多くの軍事支援物資を供与する」と語っています。

