ウクライナ戦争最新情勢;ロシアがマリウポリ製鉄所からの民間人退避に同意
4月 27, 2022 22:26 Asia/Tokyo
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民間人退避
国連の発表によると、ロシアは、ウクライナ南部マリウポリにあるアゾフ・スチール社の製鉄所から民間人が退避することに同意したということです。
国連のグテーレス事務総長は26日火曜、訪問先のモスクワでロシア高官らと会談しました。28日木曜にはウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談する予定です。
イルナー通信によりますと、26日のグテーレス氏とプーチン露大統領の会談で、プーチン氏は、国連と赤十字国際委員会の監視によるアゾフ・スチール製鉄所からの民間人退避に同意しました。
プーチン大統領はグテーレス氏との共同記者会見で、「トルコで開かれたウクライナとの交渉は目覚ましい進展があったが、ロシア軍に対してブチャ虐殺の嫌疑をかけたことで状況は一変した」と語りました。
ドイツのランブレヒト国防相は26日火曜、同国政府がウクライナへの戦車提供を許可したことを明らかにし、これまでウクライナへの軍事支援に慎重だったドイツの政策が明確に変わったことを示すものになりそうです。
こうした中、フランスもウクライナに砲弾を提供する予定で、イギリスも防空ミサイル・スターストリークを供与しています。
ロシア外務省のザハロワ報道官は、西側諸国は競ってウクライナへ武器を提供していると述べています。
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