ジカウイルスが、インドネシアに到達
https://parstoday.ir/ja/news/world-i970-ジカウイルスが_インドネシアに到達
インドネシアのアイジクマン分子生物学研究所が1日月曜、ジカウイルスに関するWHO・世界保健機関の警告が出された後、同国スマトラ島で1名がこのウィルス検査で陽性反応が出たことを認めました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
2月 01, 2016 22:42 Asia/Tokyo
  • ジカウイルスが、インドネシアに到達

インドネシアのアイジクマン分子生物学研究所が1日月曜、ジカウイルスに関するWHO・世界保健機関の警告が出された後、同国スマトラ島で1名がこのウィルス検査で陽性反応が出たことを認めました。

WHOはこれ以前に、ジカウイルスが爆発的に拡大しており、アメリカ大陸で400万人がこれに感染する恐れがあると警告していました。

インドネシア保健省は、スマトラ島での感染者発生に関するアイジクマン分子生物学研究所の報告について、すぐに見解を表明することはできない、としています。

東南アジア地域は、熱帯地方に位置し、またデング熱や黄熱病のウイルスを運ぶネッタイシマカが存在することから、ジカウイルスが拡大しやすい状態にあります。

インドネシアの地元メディアの報道によりますと、スマトラ島ジャンビ州在住で、これまでに国外への渡航歴のない27歳の男性が、ジカウイルスに感染したということです。

この男性は、デング熱への感染の有無を調べるための検査を受けた際、偶然にジカウイルスへの感染が確認されました。

ジカウイルスは、多くの場合主要な症状がほとんど見られず、微熱や頭痛、関節の痛み、目の腫れや肌のしみといったごくわずかな症状が見られるのみで、血液を通じて感染します。

これまでに、このウイルスに対する特効薬などは見つかっておらず、このウイルスを運ぶ蚊にさされないよう注意するしか、方法はないとされています。

なお、コロンビア、エルサルバドル、ジャマイカ、エクアドルの保健衛生当局は女性に対し、このウイルスの実態がはっきりするまで、妊娠を控えるよう呼びかけています。

東南アジア諸国も、ジカウイルスの蔓延について警告を発しており、これに関する指示に注目するよう求めました。

ジカウイルスは、2014年まではアフリカや東南アジア、太平洋上の島々で発見されるにとどまっていましたが、その後はイースター島やチリにまで広がっています。

ジカウイルスは1947年、アフリカ・ウガンダのジカ森で発見され、デング熱ウイルスや西ナイル熱と同様に蚊によって運ばれます。

デンマークなどのヨーロッパ諸国でも最近、ジカウイルスの感染者の例が報告されています。

複数の報告によりますと、イギリス人数名もこのウイルスに感染しているということです。