ナイジェリアの「世界ゴッツの日」行事で数十人死傷
(last modified Sat, 30 Apr 2022 09:23:04 GMT )
4月 30, 2022 18:23 Asia/Tokyo

ナイジェリアで、「世界ゴッツの日」にちなむデモ行進が行われていたところ、治安部隊が発砲し、数十人が死傷しました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、ナイジェリア中部カドゥナで、治安部隊が「世界ゴッツの日」のデモ隊に発砲し、少なくとも1人が死亡、数十人が負傷しました。

また、ザリアやアブジャなどの各都市でも、警察がデモ隊を解散させるため催涙ガスを使用しました。

ナイジェリア軍は8年前にも世界ゴッツの日のデモ隊に対して発砲し、この時は43人が殉教しました。そのうち3人は、同国のシーア派指導者エブラーヒーム・ザクザキ師の子息でした。

抑圧されたパレスチナの人々を支持する、イランをはじめとした世界各国の人々が、ラマザーン月の最終金曜日にあたる「世界ゴッツの日」を記念し行進を実施しました。

29日金曜は、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月の最終金曜日にあたる「世界ゴッツの日」でした。

この日は、イラン・イスラム共和国の建国者ホメイニー師の提唱により制定されたもので、当日は全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、パレスチナを占領しているシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイト政策への嫌悪を表明することになっています。

パレスチナの抑圧された人々への支持を目的とする「世界ゴッツの日」のデモ行進は、世界の多くの国で毎年開催されています。

 


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