バイデン米政権の黒人スタッフの多くがホワイトハウスから撤退
6月 01, 2022 17:17 Asia/Tokyo
バイデン米現政権の黒人スタッフの多くが、この数ヶ月間、辞任しています。
米政治専門紙ポリティコは、今年に入ってから、少なくともホワイトハウスの黒人スタッフ21人が辞任し、あるいは近く辞任を表明しようとしている、と報じました。
これらのスタッフは、職場で上層部から十分に支持を受けていないため、昇進する確率が少ないとしています。
過去数ヶ月間での黒人職員の大規模な辞任は非常に明白であり、ホワイトハウスの2人の現職高官と元高官は、この現象を「Blaxit」としています。
黒人スタッフの初の集団辞任は昨年12月発生し、まずカマラ・ハリス副大統領の上級顧問兼首席報道官であるシモーヌ・サンダース氏が、次いで副大統領首席補佐官ティナ・フロノイ氏、副大統領の広報部長を務めるアシュリー・エティエンヌ氏、副大統領補佐官ヴィンセント・エバンス氏、そしてバイデン大統領の上級顧問セドリック・リッチモンド氏などがそのポストから離職しました。
2020年の米大統領選挙でバイデン氏が獲得した票のうち、22%は黒人が投じたものです。