イスラム教徒の断食月、ラマザーン月が、今日を入れてあと3日で終わります。

1ヶ月間、日の出前から日没後まで、一切なにも食べたり飲んだりしない生活を続けました。暑い季節の断食ということで、とても大変でしたが、今振り返るとあっという間に過ぎてしまった気がします。初めの頃は、体が慣れていなかったせいで、とても辛く感じましたが、不思議なもので、だんだん慣れてきました。慣れてきた頃に終わってしまう、といった感じです。1ヶ月の断食のおかげで、食べる量が少なくなり、のどの渇きにも慣れてきました。最近では、まったく苦痛を感じないほどです。
さて、そんなラマザーン月ももうすぐ終わります。でも、私はいつも、終わったからといって、元のリズムにすぐに戻すのが難しく、大抵、数日間、ラマザーンの名残りを懐かしんでしまったりするのです。
2016年7月3日　ガラガニ