中東の健康食品ナツメヤシ
11月 26, 2016 17:15 Asia/Tokyo
ナツメヤシは、中東の健康食品と言われ、日本ではデーツとして知られています。
先日、街中のお店でこのナツメヤシでできたビネガーとエキスを見つけ、少々びっくりしました。というのは、こちらではお茶などと一緒にこのナツメヤシをいただく以外に、ナツメヤシの加工食品を見たことがなかったからです。物は試しと買い求め、開けてみるとビネガーの方は風味としては普通のビネガーにナツメヤシの匂いが少々加わっているかなという感じでした。これは現在、サラダなどの調理にも普通に使っています。一方のエキスは、ドロッとしていて強い甘味のほかにほのかな苦味がありますが、朝食のパンとバターにぴったり合います。しかも、冷水を混ぜてシャーベットにもできます。ナツメヤシは、イスラムの聖典コーランでは『神の与えた食べ物』と言われているそうで、乾燥地帯の人々の生命と健康を保つ上で必要な全ての栄養素が含まれていると聞きました。日本食は世界でも健康食として知られていますが、イランにも素晴らしい健康食があることを、是非皆様に知っていただければと思います。
2016年11月26日 山口雅代
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