テヘランの街が再び美術館に
May 29, 2016 20:57 Asia/Tokyo
昨年のこの時期に、フランス通信やニューヨークタイムズでも、話題になりましたが、今年も先々週あたりから、テヘランの街の主要な道路に、企業などの広告にかわり、有名な巨匠の絵画の大きな看板が掲げられました。
それらの絵画は、西欧の巨匠画家である、ピカソ、マティス、ゴッホなどを初めとした作品の他、世界の現代画家の作品やイラン独自のペルシャ書道や、ハータム力ーリーなどの伝統工芸品の写真、アケメネス朝時代の金の山羊のリュトンの写真などもあり、新緑のきれいなこの季節にこの芸術看板は周りの環境と溶け込み、テヘラン規模でのギャラリーとなっています。
それらのアートの中には、日本が誇る芸術作品も含まれていて、国宝となっている狩野 秀頼の作品「高雄観風図」や、葛飾 北斎の作品「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と通称赤富士で有名な「凱風快晴」や、長谷川 等伯作品の「松林図(右隻)」が飾られています。
テヘランの道路は交通渋滞が多く、イライラしたり、あせったりすることが多いのですが、芸術作品を目にし、気持ちが癒され、心が豊かになるものです。
2016年5月29日 三上葉子
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